-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= Adaptec EZ-SCSI 5.0d デラックス 95/98/NT ドライバディスク情報 (c) Copyright Adaptec, Inc. 1995-1998 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- Adaptec EZ-SCSI デラックス版 v5.0d にようこそ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- EZ-SCSI ユーティリティプログラムについての特定の情報に ついては、インストールでハードディスクにコピーされた 追加 README ファイルを参照してください。この README ファイルには、Windows 95、Windows 98 および NT について の下記の情報が入っています。 A.) はじめに B.) SCSI CD-ROM から Windows 95 をインストールする には C.) SCSI ハードドライブに Windows NT をインストール するには D.) ホストアダプタドライバ (ミニポートとも呼ばれて いる)のインストール E.) 特定のホストアダプタドライバのヒント F.) Adaptec 社への問い合わせ A.) はじめに =========================================================== Adaptec EZ-SCSI デラックス CD-ROM を CD-ROM ドライブに 挿入してください。EZ-SCSI インストールが自動的に実行さ れます。 Windows 95/98/NT 用の EZ-SCSI デラックスドライバ ディスクを、指示されたときにフロッピードライブに挿入して ください。指示に従ってください。 Adaptec EZ-SCSI のインストールが完了したら、インストール されたユーティリティの詳細な情報については "EZ-SCSI README" オプションを選択してください。 B.) SCSI CD-ROM から Windows 95 をインストールするには =========================================================== 1. ユーザーガイドで説明しているように、DOS インストー ルを実行し、ブートしてください。 お使いの CD-ROM ドライブにアクセスするのに必要なすべ てのドライバを config.sys にロードしてください。そう すれば Windows 95 をインストールできます。 (もちろんお使いのシステムにすでに DOS がロードされて いて EZ-SCSI が MSCDEX をロードできたと仮定していま す。このファイルが有効でない場合、EZ-SCSI が通知して きます。) 2. config.sys 内の aspi*dos.sys と aspicd.sys が含ま れている行、および autoexec.bat 内の MSCDEX が含まれ ている行に注意してください。 3. Windows 95 をインストールしてください。 4. 修復ディスクを作成するか尋ねられたら、「はい」と 答えてください。 5. インストールが完了したら、この 修復ディスク上の   config.sys と autoexec.bat に上記のステップ 2 で述べ た行をコピーしてください。このディスクを使って緊急時 にシステムをリブートし、Windows 95 をリストアするた めに CD-ROM にアクセスすることができます。 C.) SCSI ハードドライブに Windows NT をインストールする には =========================================================== winnt /b を使っている SCSI CD-ROM から NT 3.51 をフロッ ピーなしでインストールする場合、NT インストーラがお使い のシステムを初めてリブートしたときには、ブルースクリーン が現われるかもしれません。 この原因、はインストーラが お使いの SCSI ハードドライブを見つけられないからです。 もう一度リブートし、NT の起動画面が現われてから 2 秒以内 に F6 キーを押してくさだい。スクリーンがポップアップし、 お使いの SCSI ホストアダプタを指定することができるように なります。Other を指定し、指示されたときに、EZ-SCSI ドライバディスクを挿入してください。 そのあとインストー ルの残りの手順を続けてください。 O/S に含まれている古いドライバの代わりに、EZ-SCSI ドライ バディスクにあるホストアダプタドライバを使うために NT が 欲しいときにもこのやり方は使えます。 D.) ホストアダプタドライバ (ミニポートとも呼ばれている) のインストール =========================================================== SCSI ミニポートとは何でしょうか? SCSI ミニポートは、 SCSI ホストアダプタを制御するデバイスドライバの 1 つで す。例えば、Windows 95 で Adaptec 社の AHA-2940 を使用 している場合は、使用するミニポートドライバは aic78xx.mpd となります。Adaptec 社の SCSI ホストアダプタに対応した ほとんどのドライバは、Windows 95 、Windows 98 および Windows NT に標準で含まれています。 このドライバディスク に含まれているものは、最新の Adaptec 社のミニポートです。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= EZ-SCSI による自動的インストール =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= CD-ROM から EZ-SCSI デラックスインストーラを実行した 場合、このディスクに含まれているミニポートドライバが すでにシステムにインストールされているものより新しい ものであるかを自動的に決定します。 もし新しければ、 インストールされたミニポートドライバが最新のバージョン として自動的にアップデートされます。 EZ-SCSI がインス トールを完了した後、コンピュータをリブートします。 リブート時に、システムがお使いのホストアダプタを認識して いなければ、ミニポートドライバのインストールを完了するた めに以下のステップのどれかを実行する必要があります。 通常の原因は、プラグアンドプレイ機能のないホストアダプタ か、NT 3.51 や 4.0 のような、プラグアンドプレイ機能の ない OS です。 プラグアンドプレイが機能しない場合の追加ステップ ------------------------------------------------ Windows 95 1.) コントロールパネルを開く 2.) 「ハードウェア」アイコンをクリック 3.) Windows が新しいハードウェアを検出したいか尋ねた ら「いいえ」を選択 4.) ハードウェアの種類から「SCSI コントローラ」を選択 5.) Win95/98/NT ドライバディスク を挿入 6.) 「ディスクを使用」ボタンをクリック 7.) リストから Adaptec SCSI Host Adapter を選択しイン ストールを完了させる Windows 98 1.) コントロールパネルを開く 2.) 「ハードウェア」アイコンをクリック 3.) Windows が一覧にあるデバイスをインストールしたいか 尋ねたら「いいえ」を選択 4.) Windows が新しいハードウェアを検出したいか尋ねた ら「いいえ」を選択 5.) ハードウェアの種類から「SCSI コントローラ」を選択 6.) Win95/98/NT ドライバディスク を挿入 7.) 「ディスクを使用」ボタンをクリック 8.) リストから Adaptec SCSI Host Adapter を選択しイン ストールを完了させる Windows NT 3.51 1.) メインプログラムグループを開く 2.) 「Windows NT セットアップ」アイコンをクリック 3.) 「SCSI アダプタの追加と削除」を選択 4.) 「追加...」をクリック 5.) Win95/98/NT ドライバディスクを挿入 6.)「ディスクを使用」 ボタンをクリック。 7.) 追加したい Adaptec SCSI ホストアダプタを選択 Windows NT 4.0 1.) コントロールパネルを開く 2.)「SCSI アダプタ」をクリック 3.) 「ドライバ」をクリック 4.) 「追加...」をクリック 5.) Win95/98/NT ドライバディスクを挿入 6.)「ディスクを使用」 ボタンをクリック。 7.) インストールしたい製造会社と SCSI コントローラ を選択 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-= お使いのドライバを手動でアップデート =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-= Windows 95 ---------- 手動で SCSI ミニポートドライバをアップデートしたい 場合は、以下の手順に従ってください。 1.) デバイスマネージャを起動する。マウスポインタを 「マイコンピュータ」の上に移動し、右ボタンをク リックし、「プロパティ」メニューオプションを     選択することにより、実行できます。  2.) 「デバイスマネージャ」オプションを選択してくださ い。 3.) 「SCSI コントローラ」のツリーを拡張し、     お手持ちの SCSI ホストアダプタを表示します。 4.) それをダブルクリックします。 5.) 「ドライバ」オプションを選択します。 6.) 「ドライバの変更...」オプションを選択します。 7.) 一覧からのドライバ選択に、「いいえ」を選択してから 「次へ」をクリックするか、「ディスク使用...」 オプションを選択します。 8.) お手持ちのホストアダプタの名前を選択し「次へ」 をクリックします。 9.) Adaptec EZ-SCSI ドライバディスクをフロッピー ドライブに挿入し、「OK」をクリックします。 10.) 製造会社のファイルからコピーする場所として、     お使いのフロッピードライブレター (たとえば A:\) を入力します。 11.) 「OK」をクリックすると、ドライバがお使いのハード ドライブにコピーされます。 12.) 変更を反映させるには、コンピュータをリスタート しなければなりません。コンピュータをリスタート させるには、「はい」をクリックします。「システム のプロパティ」ウィンドウに戻るには、「いいえ」を クリックします。 注意 : Adaptec EZ-SCSI ドライバディスクを挿入後、 ホストアダプタの名前を選択するように聞いて くる場合もあります。 Windows 98 ---------- 手動で SCSI ミニポートドライバをアップデートしたい 場合は、以下の手順に従ってください。 1.) デバイスマネージャを起動する。マウスポインタを 「マイコンピュータ」の上に移動し、右ボタンをク リックし、「プロパティ」メニューオプションを     選択することにより、実行できます。  2.) 「デバイスマネージャ」オプションを選択してくださ い。 3.) 「SCSI コントローラ」のツリーを拡張し、     お手持ちの SCSI ホストアダプタを表示します。 4.) それをダブルクリックします。 5.) 「ドライバ」オプションを選択します。 6.) 「ドライバの変更...」オプションを選択します。 7.) ホストアダプタの更新バージョンを探すウィザードの ために「次へ」をクリックします。 8.) 二番目のオプション「すべてのドライバの一覧を表示する」 を選択します。 9.) 「ディスク使用...」オプションを選択します。 10.) 製造会社のファイルからコピーする場所として、     お使いのフロッピードライブレター (たとえば A:\) を入力します。 11.) Adaptec EZ-SCSI ドライバディスクをフロッピー ドライブに挿入し、「OK」をクリックします。 12.) お手持ちのホストアダプタの名前を選択し「次へ」 をクリックします。 13.) 「OK」をクリックすると、ドライバがお使いのハード ドライブにコピーされます。 14.) インストールを終了するために、「完了」をクリックします。 15.) 変更を反映させるには、コンピュータをリスタート しなければなりません。コンピュータをリスタート させるには、「はい」をクリックします。「システム のプロパティ」ウィンドウに戻るには、「いいえ」を クリックします。 注意 : ミニポートは Windows の IOSUBSYS サブディレク トリに単純にコピーするだけで手動でアップデート できます。 例えば、 C:\>copy a:\*.mpd c:\windows\system\iosubsys Windows 95 の CD-ROM バージョンをご購入になっていれ ば、Windows 95 CD-ROM の \Drivers\Storage ディレクト リに追加の SCSI ミニポートドライバ が配置されていま す。 Windows NT 3.51 --------------- 1.) メインプログラムグループを開きます。 2.) 「Windows NT セットアップ」アイコンをクリックし ます。 3.) 「SCSI アダプタの追加と削除」を選択します。 4.) 「追加...」を選択します。 5.) 「OK」を押して続けます。 6.) 「SCSI アダプタ の選択」オプションダイアログ上 で、アダプタの一覧を最後までスクロールし、 「その他」を選択します。 7.) 「ディスクの挿入」ダイアログボックスで、 フロッピードライブに挿入した EZ-SCSI ドライバ ディスクを確認できます。 a:\winnt とタイプし、 「OK」を押してください。 8.) 「OEM オプションの選択」の一覧から追加したい ホストアダプタを選び、残りのダイアログに従って ください。 9.) 変更を反映させるには、コンピュータをリスタート しなければなりません。 E.) 特定のホストアダプタドライバのヒント =========================================================== Adaptec PCI SCSI ホストアダプタ ファミリィ製品につい ての情報を以下に述べます。 以下の Adaptec SCSI ホストアダプタ は aic78xx.mpd ドライバでサポートされてい ます。 Adaptec Host Adapter Description -------------------- ----------- AHA-2910C PCI-to-Fast SCSI (non-bootable) AHA-2920C PCI-to-Fast SCSI AHA-2940N/J PCI-to-Fast SCSI AHA-2940AU PCI-to-Ultra Single-ended SCSI AHA-2940U PCI-to-Ultra Single-ended SCSI AHA-2940UW PCI-to-Ultra Wide Single-ended SCSI AHA-3940U MultiChannel PCI-to-Ultra SCSI APA-1480 CardBus-to-Ultra Single-ended SCSI AIC-7850 Single-chip PCI-to-Fast SCSI AIC-7855 Single-chip PCI-to-Fast SCSI AIC-7856 Single-chip PCI-to-Fast SCSI AIC-7860 Single-chip PCI-to-Ultra SCSI AIC-7870 Single-chip PCI-to-Fast and Wide SCSI AIC-7880 Single-chip PCI-to-Ultra Wide SCSI AIC-7895 Single-chip PCI-to-MultiChannel Ultra Wide SCSI AIC-7890 Single-chip PCI-to-Ultra2 Wide SCSI AIC-7891 Single-chip 64-bit PCI-to-Ultra2 SCSI AIC-7896 Single-chip PCI-to-MultiChannel Ultra2 SCSI AIC-7897 Single-chip 64-bit PCI-to-MultiChannel Ultra2 SCSI =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= Windows 98 について =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= o Windows 98 をお使いの場合、EZ-SCSI デラックスの インストール作業中に以下のエラーメッセージを受け 取ることがあります。 「ファイル 'C:\WINDOWS\SYSTEM\wininet.dll' が書けません。 このファイルは他のアプリケーションによって使われて います。他のアプリケーションを終了してください。 [中止] [再試行] [続行] 」 [続行]を選択してこのメッセージを無視してください。 Windows 98 システムでは、wininet.dll ファイルは常に オープンされていて、上書きはできません。すべての Windows 98 システムには既にこのファイルのコピーが 含まれています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= Windows 95 について =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= o リアルモードで実行されている mscdex と Windows 95 CD-ROM ドライブのマッピングは一致しません。 次の 2 つの方法のうちのどちらかで訂正できます。 1 autoexec.bat ファイル内の mscdex.exe をロードす る行をコメントアウトします。 2 autoexec.bat ファイル内の mscdex.exe をロードす る行の、 /L switch を変更することにより、CD-ROM ドライブにハードディスクドライブの後の次に高い 論理ドライブレターをアサインする。 o Windows 95 は 2 つ以上の I/O サブシステムデバイス (すなわち、SCSI ホストアダプタのような、ネット ワークインターフェースカード、あるいは、ハード ディスクアダプタ )間のシステム中断の共用 (IRQ's としても知られている) をサポートしていません。 IRQ's が I/O デバイス間で共用されているときには、 ブートしている最中に、ロックアップが起こることが あります。ロックアップが起こったら、1 つあるいは    複数の PCI カードをあるスロットから他のスロットへ 移動したり取り除いたりしてみてから、もう一度コン ピュータをブートしてください。 問題が続くような ら、システム文書やシステム構成を追加するのに必要な 情報を得るためにシステムテクニカルサポートを参照し てください。 o ある場合には、マルチチャンネルアダプタの各チャン ネルを、新たにインストールされた Windows 95 システ ム上の aic78xx.mpd ドライバに手動でアップデートあ るいはインストールしなければなりません。各チャンネ ルについての「お手持ちのドライバを手動でアップデー トする」で指示されている手順に従ってください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= Windows NT について =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= o Windows NT v3.5x について    NT CD-ROM やディスケットに埋め込まれている(含まれ ている)ミニポートドライバは、Ultra ホストアダプタ (すなわち、モデル番号の最後に AU, U, UW, AUW,AUWD という文字を含むホストアダプタ) や AHA-2944W につ いてのサポートを含んでいません。 上記のセクション D) 内のインストール手順をご参照く ださい。 o Windows NT v4.0 について    v4.0移行およびサービスパック3 の CD-ROM に埋め込 まれている(含まれている)ミニポートドライバは、 AHA-3940AUWD、AHA-3944AUWD や AHA-4944W について のサポートを含んでいません。 上記のセクション D) 内のインストール手順をご参照く ださい。 o Windows NT 3.5x で Windows NT セットアップアプリ ケーションを使用している場合、「オプション」プル ダウンメニューの「SCSI アダプタ の追加または削除」 で以下のものが表示されます。 "Adaptec AHA-294x/AHA-394x/AHA-4944 あるいは AIC-78xx PCI SCSI Controller(NT 3.5x)" 以下のもののうち 1 つあるいは複数もリストアップ された選択肢です。 "Adaptec AHA-294x/AIC-78xx (PCI)" "Adaptec AHA-2940/AIC-78xx (PCI) NT v3.5x" "Adaptec PCI SCSI Controller(NT 3.5) AHA-290x/291x/294x/394x/4944/AIC-78xx" これは以前に aic78xx.sys をインストールまたは アップデートした時に作成された SCSI.INF および OEMSCSx.INF と現在のものが異なるからです。これらの 選択はすべて、お使いのシステムの Adaptec aic78xx.sys ドライバ と同じものを参照します。置き 換えたりアップグレードするつもりがないのに、これら のうちどれかを取り除くとブートに失敗するかもしれま せん。 o SCSISelect でハードディスクデバイスに対するディス コネクトが無効になっていたら、ハードディスクデバイ スがタグキューをサポートしているとシステムはハング するかもしれません。 ハードディスクに対するディス コネクトは、常に有効にしておくことをお薦めします。 標準ではディスコネクトは有効になっています。もし何 らかの特別な理由で、ハードディスクのディスコネクト を無効にする場合は、Windows NT のレジストリを編集 して、タグキューをオフにできます。それは以下の手順 で行えます。 1 「ファイル」プルダウンメニュー(Windows NT 3.5x) または「スタート」ボタン(Windows NT 4.0)から 「ファイル名を指定して実行」を選択します。 2 REGEDT32 をタイプし、レジストリエディタを起動し ます。 3 a. Ultra2 以外のホストアダプタの場合は \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet \Services\aic78xx をオープンします。 b. Ultra2 ホストアダプタの場合は \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet \Services\aic78u2 をオープンします。 4 「編集」プルダウンメニューから「キーの追加」を 選択し、「キー名」の編集ボックスに「Parameters」 と入力して Parameters という名前のキーを作成しま す。「クラス」の編集ボックスはブランクのままにし ておきます。 5 Parameters をオープンし、「編集」プルダウンメ ニューから「キーの追加」を選択し、 Device という 名前のキーを作成します。「キー名」の編集ボックス に「Device」と入力します。「クラス」の編集ボック スはブランクのままにしておきます。 6 Device をオープンします。 「編集」プルダウンメ ニューから「値の追加」を選択します。「値の名前」 の編集ボックスに、「DisableTaggedQueuing」と入力 します。「データタイプ」リストから REG_SZ を選択 します。 7 シャットダウンし、Windows NT を再起動します。 8 ブート時に SCSISelect を起動して、特定のデバイス のディスコネクト設定を有効にします。(SCSISelect の使い方はホストアダプタのマニュアルを参照してく ださい。) o NT オペレーティングシステムが実行しているときに BIOS が割り当てた論理ドライブレターを変更しても、 エラーではありません。 BIOS と NT 間でドライブ レター割り当てをあらかじめ予約するためには、NT ディスクアドミニストレータを実行し、オプションとし てパーマネントドライブレター割り当てを選択してくだ さい。 こうすると NT は、ブートやホストアダプタに 関係なく、論理ドライブレター割り当てをあらかじめ 予約できます。 o Windows NT のブートマネジャは、最後に正常に起動が 行われたシステム構成に回復するというロジックを持っ ています。もしホストアダプタ構成を変更して、ブート しなくなった場合は、以下の手順で復帰できます。 1 最後にオペレーションされてからコンピュータに対し て行われたハードウェアの変更を元に戻す。 2 コンピュータをリブートする。ブートしている間、 画面を注意深く見る。 次のメッセージが出たら、 スペースバーを押す。 ここでスペースキーを押すとシステム構成の回復 メニューが表示されます。 前回正常起動時の構成でブートを続行するために画面 上の指示に従ってください。 Windows NT 4.0 だけ は、前回正常起動時の構成に切り替えるために「L」 という文字を入力してください。 3 コンピュータが再び動き出したら一度、変更したい ハードウェアとソフトウェアの構成をすべて確かめて ください。特に変更されていない現状のシステム構成 に矛盾していないか注意してください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= NT SCSI コマンドラインオプション =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ドライバ固有のコマンドラインオプションの表を以下に 示します。 名前 定義 有効な 初期 値 値 ----------------------------------------------------------------------------- MaximumSGList Windows NT 4.0の場合 17 - 255 17 (type=REG_DWORD) スキャッタ/ギャザの要素の 最大値を指定 DisableTaggedQueuing タグキューイングの無効 なし (type=REG_SZ) Windows NT SCSI固有パラメータを入力するために、以下の 手順に従ってください。 1 「ファイル」プルダウンメニュー(Windows NT 3.5x) または「スタート」ボタン(Windows NT 4.0)から 「ファイル名を指定して実行」を選択します。 2 REGEDT32 をタイプし、レジストリエディタを起動し ます。 3 a. Ultra2 以外のホストアダプタの場合は \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet \Services\aic78xx を開く。 b. Ultra2 ホストアダプタの場合は \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet \Services\aic78u2 を開く。 4 Parameters という名前のキーを作成するには、 「編集」プルダウンメニューから 「キーの追加」を 選択し、「キー名」の編集ボックスに「Parameters」 と入力します。「クラス」の編集ボックスはブランク のままにしておきます。 5 Parameters をオープンし、Device という名前のキー を作成するには、「編集」プルダウンメニューから 「キーの追加」を選択します。「キー名」の編集ボッ クスに 「Device」と入力します。「クラス」の編集 ボックスはブランクのままにしておきます。 ホストアダプタを区別するために、Device の後ろに ホストアダプタ番号を付加します。 例えば、1 つ目 のホストアダプタに Device0 を、2 つ目に Device1 を、指定します。もし、ホストアダプタ番号を忘れる と、構成情報は aic78xx.sys または aic78u2.sys が サポートするすべてのホストアダプタに適用されま す。 6 Device をオープンする。「編集」プルダウンメ ニューから「値の追加」を選択します。「値の名前」 の編集ボックスに有効なパラメータの値のうちの 1 つを入力する。 値に対して適切なデータタイプを 入力しているか確かめてください。 追加の値を入力 するには、ステップ 5 と 6 を繰り返してください。 7 Windows NT をシャットダウンし、リスタートします。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= Adaptec Driver コマンドラインオプション =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= driver-specific コマンドラインオプションの表を以下に 示します。 名前 定義 有効な 初期 値 値 -------------------------------------------------------- /MAXTAGS=nnn タグコマンドキュー 1 - 255 128 (type=REG_SZ) の深さを指定する ドライバ固有のパラメータを入力するためには、以下の 手順で行います: 1 「ファイル」プルダウンメニュー(Windows NT 3.5x) または「スタート」ボタン(Windows NT 4.0)から 「ファイル名を指定して実行」を選択します。 2 regedt32 をタイプし、 ENTER を押す。 3 以下のレジストリリストをオープンします: \HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet \Services\aic78xx\Parameters\Device \DriverParameters もし \Parameters\Device\DriverParameters キーが 既にあれば、ステップ 10 に飛んで parameters を 入力します。 もしキーがまだ無ければ、ステップ 4 を続けてキーを作成する必要があります。 4 a. Ultra2 以外のホストアダプタは aic78xx キーをクリックします。 b. Ultra2 ホストアダプタは aic78u2 キーをクリックします。 5 「編集」プルダウンメニューで「キーの追加」を選択 します。 6 新しいキーの名前として Parameters をタイプし、 ENTER を押します。 7 Parameters キーをクリックします。 8 「編集」プルダウンメニューで「キーの追加」を選択 します。 9 新しいキーの名前として Device をタイプし、ENTER を押します。 ホストアダプタを区別するために、Device の後ろに ホストアダプタ番号を付加します。 例えば、1 つ目 のホストアダプタに Device0 を、2 つ目に Device1 を指定します。 ホストアダプタ番号を忘れると、 構成情報は aic78xx.sys または aic78u2.sys が サポートするすべてのホストアダプタに適用されま す。 10 Device キーをクリックします。 11 「編集」プルダウンメニューで「値の追加」を選択し ます。 12 新しいキーの名前として DriverParameters をタイプ し、ENTER を押します。 データ タイプ が REG_SZ であることを確認してください。 13 文字列編集テキストボックスが表示されたら、パラ メータをテキストボックスに入力します。複数のパラ メータを入力するときには、各パラメータをスペース で区切ってください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= Windows 95 において、AHA-2920 用のミニポート (FD16_700.MPD)は、次の非標準のコマンドラインオプションが 使用できます DisableSynchronousTransfers=d+ "d+" は、1つまたはそれ以上の 10 進数を表わし、それぞれ の値は、SCSI ターゲット ID を示します。このオプション は、指定された SCSI ターゲット ID に対して同期転送 (SDTR ネゴシエーション) を無効にします。たとえば、 DisableSynchronousTransfers=245 は、SCSI ターゲット ID 2, 4, 5 に対し、同期データ転送 ネゴシエーション(すなわち同期転送) をオフにします。 Windows 95 におけるオプションの追加方法 1.) Windows 95 のミニポートドライバに対してこれらの オプションを追加するには、「マイコンピュータ」 アイコンの上で、マウスの右ボタンをクリックし、 「プロパティ」を選択します。すると、システムの プロパティのダイアログが現れます。 2.) 「デバイスマネージャ」タブを選択します。 3.) 「SCSI コントローラ」サブツリーをオープンし、 「Future Domain PCI SCSI Host Adapter」を選択し ます。 4.) 「プロパティ」ボタンをクリックします。  5.) 「設定」タブを選択します。   6.) 「アダプタの設定」で、目的のオプションをタイプ し、各々のオプションをセミコロン(;)で区切りま す。 また、プロパティの設定を変更したいある特定のデバイスに 対して、それらのデバイスのプロパティの「設定」タブで ディスコネクトの無効などの設定を行うこともできます。 オプションを無効にするには、「オプション」グループの目的 の項目のチェックボックスのチェックを外し、有効にするに は、チェックを付けます。 Windows NT 3.51 かそれ以上のバージョンにおいて、 AHA-2920 用のミニポート(FD16_700.SYS)は、次の非標準の コマンドラインオプションが使用できます。 1.) レジストリエディタを起動します。     「実行」コマンドで x:\winnt\system32\regedt32.exe をタイプします( x はこのディレクトリがロードされ るドライブの場所です)。 そして、 \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet \Services     をオープンします。 2.) ミニポートの名前("FD16_700")をオープンします。 3.) 「編集」→「キーの追加」コマンドにより、Parameter という名前のキーを作成します。 4.) Parameter キーをオープンして、Device という名前の キーを作成します。 5.) Device をオープンします。 6.) a) 同期転送を無効にするには、「編集」→「値の 追加」コマンドで次の情報を入力します。 値の名前: DisableSynchronousTransfers データ タイプ: REG_DWORD 値: 同期転送を無効にする 0 以外の値 b) ディスコネクトを無効にするには、「編集」→ 「値の追加」コマンドで次の情報を入力します。 値の名前: DisableDisconnects データ タイプ: REG_DWORD 値: ディスコネクトを無効にする 0 以外の値 c) スキャンする最大のLUNの値を設定するには、 「編集」→「値の追加」コマンドで次の情報を入力 します。 値の名前: MaximumLogicalUnit データのタイプ: REG_DWORD 値: スキャンする最大のLUNの値 (1 と入力されたら、LUN 0 だけが スキャンされる) d) AdapterScansUp パラメータを使用するには、 「編集」→「値の追加」コマンドで次の情報を入力 します。 値の名前: DriverParameter データのタイプ: REG_SZ 値: AdapterScansUp=1 7.) レジストリエディタを終了し、システムを再起動し ます。 F.) ADAPTEC社へのお問い合わせ =========================================================== テクニカルサポート テクニカルサポートサービスは現在以下のメディアで提供さ れます。 NIFTY-Serve Adaptecステーション: SADAPTEC Faxサポート: 0120-80-8440 インターネットホームページ: http://www.adaptec.co.jp